国連教育科学文化機関(ユネスコ)は11日、スウェーデンで開いた会合で、「ユネスコエコパーク」に「南アルプス」(山梨、長野、静岡県)と「只見」(福島県)を登録することが決まりました。
南アルプスは3県の東西約15キロ、南北約50キロに及ぶ山岳地帯で、エコパークには3000メートル級の山々が連なる約30万2000ヘクタールが対象で、エコツーリズムや農産物のブランド化などの活発な取り組みが展開されています。
翠紅苑は、周りの自然の生態系の保全と持続可能な利活用の調和に引き続き貢献していきます。
※ユネスコエコパークとは、自然保護と活用の両立を目指す生物圏保存地域のこと。
登録には、1.自然環境を守らなければならない「核心地域」、2.環境教育や観光・レジャーに利用できる「緩衝地域」、3.社会と経済の発展が図られる「移行地域」の三つの地域の設定が必要です。